2020/04/07

イースターエッグハント

今週末はイースターです。
昨日、流石NZと思わせる、ジャシンダ・アーダーン首相からの素敵な提案がありました。 ジャシンダ首相の記者会見は、ロックダウンが始まってからほぼ毎日午後3時に始まります。その中で、昨日、重大発表がひとつありました!
なんと「イースターバニーと、トゥースフェアリーは、(ロックダウン中も)必要欠かせない仕事をする人たち」と公式に認められたのです!

ちなみにイースターは、クリスマスの次に子供が楽しみな行事の一つで、うちの子供達も、10歳くらいまでウザギがイースターのチョコの卵を持ってきてくれてると信じていたようです(笑)
トゥースフェアリーも、歯が抜けたらお金がもらえるので、これも信じていました。

ロックダウン中は、基本的に「必要で欠かせない仕事」以外の仕事は自宅勤務です。
「じゃ、イースターバニーは家に来てくれないの? トゥースフェアリーは?」など子供たちから沢山の質問が寄せられたそうです。
すごいですよね、それを聞いちゃう子供たちも。
本当にほのぼのNZですね。
彼女自身も母親なので、こういう素敵な提案が出るのでしょうね。
でも、かと言って、イースターのイベント等はできないし、イースターエッグを買えない家庭もあるかもとかの配慮なのでしょうか、このように言っています。
「今年のイースターバニーは、自分の家の子の事で忙しいかもしれないから、全ての家に行けないかもしれないので、わかってあげてね。そして私にいい考えがあって、今ベアハント(窓にテディベアを置いて子供たちが散歩しながら見つけて楽しめるようにしているささやかなイベント)をしているように、イースターエッグの絵を描いて窓に飾って、近所の子供たちがそれを見つけるというイースターエッグハントをしてはどうかしら?」と。


昨日の夜には、彼女のインスタFacebookにイースターエッグの塗り絵が公開されていました。


しかもすごいのが、首相のメルアドへメール、もしくは#NZEggHuntのハッシュタグでSNSに投稿すれば、首相のインスタかフェイスブックで発表してくれるとのこと。

子供よりも、大人の方が張り切って投稿するのではないでしょうか?(笑)


今回のロックダウンの決断もそうですが、去年のクライストチャーチの銃撃事件の時も素晴らしい速さで銃の規制を決めました。
今回のロックダウンも「命を救うため」とあっという間にレベル4にして、「Stay Home, Save Lives, Be kind」を強調し、数々の補償をして、NZに住むすべての人に支持されています。

NZの現在の感染者は1039人で、死者は1名です。


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